【2023年】会期中のみ開廊しております。
◆平野 えり 個展「Live~美醜の向こう側」
2023年6月1日㈭~11日㈰ 火・水曜休み
12~18時(最終日~17時)
ギャラリ想では3回目となる、平野えりの個展です。
平野は「Live~今ここに生きている」をテーマに、2つの作風で制作しています。一つは鉛筆などで無意識に線を描き重ねつつ、主観的に内面を掘り下げていく抽象表現です。一見無造作に繰り返し線をひくという行為によって生成される絵画空間。その線の集積は、作家自身の表すことのできない日々の思い、矛盾や葛藤などの集積であり、生きていることを記録する日記のようなものです。
もう一つの作風であるガラス絵は、何気ない日々の一コマ、偶然目にした花やモノ、旅先で目にした風景や建築をモチーフに、心楽しく客観的に描いています。その技法は、ガラスの反対側の面に、通常絵を描く逆の手順で、まずは黒色の線描を施し、その後、色彩豊かに油絵具と箔を用いて描いています。
本展で着目するのは、これまでのモノトーンの抽象表現に、新たに色彩が加わったことです。さらに、線から面的要素にもなりえる抽象表現に移行した作品も展示いたします。ぜひ、ご高覧ください。
◆李英眞 個展「Farewell
6月22日㈭~7月2日㈰火・水曜休
12~18時(最終日~17時)
名古屋在住の韓国人アーティスト、李英眞(ィ ヨンジン)の個展です。
李英眞は、Farewell(さようなら)をテーマに、日常にある別離、生と死の意味を問いつつ、キャンバスに向かいます。
どこか虚ろな人物像からは、密やかで甘やかな哀しみの気配が漂ってきます。
アダムとイブは蛇の誘惑に負け、神の命にそむいて知恵の木の実を食べ、楽園から追放された。以来、人は死で離別する運命となった。~旧約聖書≪創世記≫より
◎李英眞/イ ヨンジン/yiyoungjin
韓国(富川)生まれ
2002年 国立ソウル科学技術大学金属デザイン科卒
2021年 個展「Long goodbyes」/maison shintenchi(名古屋)
◆高田陸人 個展 「シュルレアリスムへの軌跡」
7月13日㈭~23日㈰ 火・水曜休
12~18時(最終日~17時)
名古屋芸術大学芸術学部洋画コースに在学中の高田 陸人(たかた りくと)の個展です。ギャラリ想では、昨年の初個展に続いて2回目の企画展となります。
シュルレアリスム(超現実主義)の原型をつくり、ダリにも影響をあたえたジョルジョ・デ・キリコ。高田はキリコに傾倒するなか、時空を超えてシュルレアリストに加わるべく絵筆をとります。自身の内なるリアル~精神性・妄想などに基づく特異な世界がキャンバスに浮上し、鑑賞者の無意識にジワジワと浸食します。ぜひ、ご高覧ください。
◎高田陸人/TAKATA RIKUTO
2002年 愛知県東海市生まれ
2020年 名古屋芸術大学芸術学部洋画コース入学 4年次在学中
【展示歴】
2021年
グループ展「しんちょう作家展」/ギャラリーかんしょ(名古屋)
2022年
個展「シュルレアリスム宣言に寄せて」/ギャラリ想(名古屋)
「第17回 CBC翔け!二十歳の記憶展」/愛知県美術館(中日新聞社賞受賞)
【イベント】
2019・2022年 東海市秋祭り(愛知)に出展
2022年 OTIS'(Sou l& Blues Bar/名古屋)にて作品展示、対バンライブ(cfh)
【以後の個展】 ※火・水曜休廊
◆小林実沙紀 個展 9月7日㈭~17日㈰
◆小倉 宗 個展 9月28日㈭~10月8日㈰
◆京極真由未 個展 10月19日㈭~29日㈰
◆田口由佳 個展 11月9日㈭~19日㈰
◆SMALL WINTER ART FAIR 12月7日㈭~17日㈰
2024年
◆示崎マキ 個展 1月11日㈭~21日㈰
◆伊藤理乃 個展 2月22日㈭~3月3日㈰
◆KAZUKI YANO個展 3月14日㈭~24日㈰
◆ノセアカリ 個展 4月11日㈭~21日㈰
◆RISA OKADO 5月10日㈭~19日㈰
◆小川日夏太 個展 5月31日㈭~6月9日㈰
◆田原尚子 個展 6月20日㈭~30日㈰
◆竹島 萌 個展 7月11日㈭~21日㈰
◆塩谷真代 個展 8月29日㈭~9月8日㈰
◆吉積惟代 個展 9月19日㈭~29日㈰
◆河合晋平 個展 12月
※開廊時間は12~18時(最終日は~17時)、会期中の火・水曜日は休廊日です。
※会期、タイトルなど、変更があり次第、お知らせいたします。
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